湯まわり設備メーカーの㈱ノーリツ(本社:神戸市、代表取締役社長:國井総一郎、資本金:201 億円、東証一部上場)は、空気熱とガスで効率よくお湯をつくり、省エネ・環境性に優れた「家庭用ハイブリッド給湯・暖房システム」をリニューアルし、戸建て住宅用を2018 年9 月3 日に、集合住宅用を2018 年12 月3 日に発売いたします。

当商品は、ガスふろ給湯器GT-C62 シリーズで好評のおふろの“見まもり機能”を搭載しており、CO2 排出量削減による地球温暖化防止とともに、年々増加傾向にある入浴事故の軽減に貢献いたします。

厚生労働省の人口動態統計をもとにした家庭の浴槽での溺死者は2015 年に4,804 人で、2004 年の2,870 人に比べ約7 割増加し社会課題となっています。“見まもり機能”は、浴室リモコンの人感センサーと機器本体の水位

センサーの働きで、台所リモコンに入浴者の有無や入浴時間などを表示でき、入浴者の長湯によるのぼせなど、同居家族の“気づき”を促します。

従来の“見まもり機能”搭載の給湯器は、ガスふろ給湯器とガス温水暖房付ふろ給湯器のみでしたが、ハイブリッド給湯・暖房システムにも新たに搭載することで、より多くのお客さまにおふろの“安心”をお届けいたします。

当商品は、空気熱でお湯をわかすヒートポンプ給湯機と、瞬間式でお湯をつくる高効率ガス給湯器(エコジョーズ)の長所を融合させることで、給湯・保温一次エネルギー消費量 14.1GJ/年を達成し、基準給湯器の25.1GJ/年に比べて約44%※1削減しています。今後普及が進むZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)を中心とした省エネ住宅の設備として最適な給湯暖房システムです。

また、当社ハイブリッド給湯・暖房システムのブランド名として、給湯器ブランドの「ユコア」を冠して『ユコアHYBRID』と名付けて展開し、ハイブリッド給湯・暖房システムの普及促進に努めます。当社は環境省認証のエコ・ファースト企業として、事業活動を通じてより快適な暮しの実現とともに、地球温暖化防止や入浴事故の軽減など、社会課題の解決に向けて積極的に取り組んでまいります。